日本野鳥の会茨城県 会報 No.384 3月 2025(令和7年)より

 

キレンジャクの舞

 

 尾羽を見事に広げてバランスを取り、残り少なくなったズミの実をたべていた。ズミはバラ科の落葉樹。ズミの開花は春で、カイドウに似た小花を枝いっぱいに咲かせる。花後に小さな林檎のような実をつける。これが冬のレンジャクなどの貴重な食料となる。
 レンジャクには黄連雀と緋連雀がいるが、今回は黄連雀。 翼に白と黄色の班があり尾羽の先端が黄色いのが特徴です。

 写真・文/圷 和博
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